フットパフォーマンスの正常化
左右非対称運動への意識改革
疲れない!故障しない!
様々なスポーツ、歩行、日常生活に

プロフィール
水口 慶高
=mizuguchimethod=

アメリカ足病医学における下肢バイオメカニクスに基づく機能的足底板理論、およびキャスティング技術をカリフォルニア足病学カレッジ名誉教授Christopher E. Smith(足病医)に師事。機能的インソール、治療用足底板の普及に携わる。
理学療法士 舟波真一、山岸茂則等と共に Biomechanics and Neuroscience Integrative(統合的 運動生成概念)を提唱。
同概念を基に、トップアスリートのサポート活動から生 み出された、足部および下肢アライメント調整⇒機能的 インソール製作⇒運動誘導を組み合わせた運動生成プロ グラム「ミズグチメソッド」を考案
・SUPERfeet テクニカルアドバイザー
・一般社団法人BiNI COMPLEX JAPAN 講師
・SALOMON アンバサダー

ミズグチメソッドの考え方
◆すべての運動には法則がある!
運動には法則があります。我々人間がそもそも持っている体の形や仕組みが生み出す法則性と、自然の摂理という絶対的法則性。
つまり、「そうなるようになっている」ということなのです。
運動は作るものではなく、かってに生成されてしまうものなのですね。
ミズグチメソッドの大きなコンセプトは、この法則性に委ねるというところにあります。
「身体が求める動き」を抽出し、あなたの身体運動の「ふるさと」に帰っていただくためのお手伝いをいたします。
このメソッドには、3つの大きな特徴があります。
①フットパフォーマンスの正常化
立位での運動は、足が地面と接することで足部のレセプター機構が得る感覚の情報
足が地面に接地することで生まれるエネルギーと運動へと転換する身体機構が働くことで、われわれの走歩行は成り立っています。
ミズグチメソッドでは、何よりも先に足の骨格配列や主要組織の状態を診て足部や下肢の問題を抽出し、必要に応じて足部および下肢のアライメント補正を施します。そして、整った足が適正に働くよう、足本来の機能を取り戻すためのインソールをカスタムメイドで作成いたします。
フットパフォーマンスの正常化を身体運動の法則性を引き出す基点と位置付けることが、
このメソッドの最大の特徴です。
②左右非対称運動への意識改革
人間の体のパーツで左右対称の部位は何一つありません。すべてが、左右非対称です。
内臓の配置などはその代表例ですね。
ですから、運動も必ず左右非対称です。左右対称に動くということは絶対にありえないわけです。
ミズグチメソッドでは、シンメトリーで構築された運動の概念からまず身体を解放させます。
③動けば動くほど、疲れない!故障しない!
日本人長距離ランナーの考え方で主流なのが体幹や上肢に余計な運動をさせない、動かない方が疲れないという考え方がありますが、人の身体運動の法則性においては決してそのようにはなり得ません。
身体運動はどんな小さな動きでも全身運動です。体を動かないように無理やり制御することのほうが、「動きたがる組織」を無理やり止めてしまっていることになります。
この行為こそが、疲労や故障の引き金になっていることをしっかりとした理論を背景にお伝えしていきます。
著書・メディア

「身体が求める運動とは何か」
著者:水口慶高、山岸茂則、
舟波真一
文光堂
2017年5月9日発行

「要は足首から下」
~足についての本当の知識~
著者:水口慶高
監修:木寺英史
実業之日本社
2017年3月10日発行
・NHKアスリートの魂
「野生に駆けろトレイルラン 山本健一」 ランニング指導
・NHK長野
「ひるとく~サキササイズ~」
歩行、ランニング指導