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執筆者の写真fpa.mizuguchi

ミズグチメソッドのこと書きます③

少し間が開いてしまいました、m(__)m



ミズグチメソッドのことを書きます のつづきです。



ミズグチメソッドに基づくアプローチ、「どんなことやってんのか」を横道にそれながら、すこし、というかだいぶわかりにくくお伝えしています。もうすこしお付き合いください。




基本的なコースの流れを整理させていただきます。


① カウンセリング(問診)

まずは、クライアントの目的や悩んでいらっしゃることをしっかりと聞き取りいたします。

問題を作ったその方の「日常」をできるかぎり抽出するためです。

聞き取り終了時点で、方向性を想定しながら、これから実施することを説明します。





② beforeの動画撮影

問題を作っている、自分の歩きや走りをご自身で確認いていただくことと、現時点からの変化を自覚していただくために必ず実施します。


基点があることで、変化の一つ一つが前に進んでいるという効果を感じることと、次のステージへのモチベーションの構築につなげていきます。





③ ボディメンテナンス(整体)

上記②の動画の評価から、身体の構造的な問題が制限している運動を抽出し、ボディメンテナンス(整体)を施します。


なぜ、ここまでやるのか・・・



もともとは、インソールをカスタマイズするために足部の骨格アライメントを整えるつまり、「よい構造に戻して」本来の情報がインソールに反映されるようにしていくことだけが目的でした。



しかし、さまざまなケースを経験し積み上げていくうちに足部の構造は全身の問題を是正しなければ、解決できないことに行きつきました。



特に、胸郭や骨盤回りなど大きなユニットの神経や結合組織の硬度の問題、三半規管などの位置や運動時の空間認識をつかさどる感覚器の問題等が、力学的にも、筋活動の協調においても多大な影響を及ぼすことを、いやというほど経験しました。



そして、この問題をよりよい状況にもっていくことで、目に見える良好な変化を導けることを確信とともに積み重ねてきました。



なので、ここは時間をかけます。



その方の運動センスの問題でパフォーマンスが作れないのではなくて、身体の形や仕組みが運動を制限しているということに、必ず目を向けなければなりません。



すべての人間に共有できる条件設定と、個体によりそった評価やアプローチ、とてもデリケートですが、人の運動や身体に携わるものとしては、ここにすべてがあるといっても過言ではありません。








~ここまでが、いちおう前回までのご紹介内容になります。ちょっと整理してみました。~




そして、次はミズグチメソッドの「要」になるアプローチというか、この道具との出会いがなければ、今の私の活動自体がなかったといっても過言ではありません。



それが、SUPERfeetというインソールになります。






④ インソール作成

なぜ、SUPERfeetインソールかなのか?



この道具を使用する理由はシンプルです、

私が日ごろからメソッドの中で、第一の指針としている足部や下肢の人間本来の運動を

その目的を導き出すための裏付けがあるインソールだからです。




そして、私自身が、数多くの説得力ある効果を目の当たりにし、経験しているということにつきます。



ミズグチメソッドは、人間のそもそもの運動を導き出すことが目的です。



この道具がもたらす特筆するべき点はまさに、「足に仕事をさせてくれる」そもそもの動的環境が得られるというところにあります。



また、施術やコーチング効果がその時だけでなく、クライアントの日常の中で継続的に効果を維持するためにとても役に立ちます。その有用性は、医療の現場でも高く評価されています。



そして、次のコーチング時には、新たなステップに進める可能性が高くなります。




このインソールを使うことで、期待できることとして



・まずは、導き出したい運動がより効率的に表れるということ



・その変化をクライアント本人が効果を自覚しやすいということ



・そして、当日の施術やコーチングで得た変化が日常的に継続するために、毎日足をシューズに入れるたびにその感覚が呼び起こされること



・よい運動を繰り返すことで運動学習効果がより高くなること




などなど




しかし、どんな有効な道具でも使い方や選び方、がまちがってしまうと効果を導き出すことが困難になります。



個体やシューズの特性に合ったアイテム選択、サイズ選択、そして重要なのがシューズとのフィッティング。




特にシューズとのフィッティング(トリミングしてシューズの中で可動性を持たせるようにフィッティング)がうまくいかなければ、十分な効果が得られない場合があります。





私が使用するアイテムは、カスタマイズするモデルになります。



その作成過程で正確をきすために、最低でも足部の構造や機能についての知識と、骨格をコントロールする技術が必要になります。

効果を提供するためには、よりシビアな条件が必須であるということになります。




さらに私の場合は、足部の骨格アライメントを整え、より良い足の状態で成型します。

このひと手間は大きいです。より高い次元の効力が期待できます。




ということで、SUPERfeetインソールはミズグチメソッドのコーチングにおいては非常に重要な役割を担っています。



※SUPERfeetとの出会いやその特性についてはいつか詳しく書きたいと思っています。





あと一回だけ続きます。


次は、コーチングとセルフメンテナンスについて



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